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2018年第2回全統記述模試(高3生・高卒生)

2018年第2回全統記述模試(高3生・高卒生)を受けた当塾生たちの平均偏差値/全国(受験生は約30万人)は次のとおりです。

 

英語:67.8。数学:68.2  学力レベルは両科目共にSレベル(最上クラス)

 

私立大学最難関の慶応大の偏差値は次のとおりです。

駿台模試(駿台  ):慶應大 63.33 文63.0 法66.0 経65.0 商64.0 総62.0 環60.0

全統模試(河合  ):慶應大 67.92 文65.0 法70.0 経67.5 商65.0 総70.0 環70.0

進研模試(ベネッセ):慶應大 73.50 文74.0 法77.0 経76.5 商71.5 総72.0 環70.0

ーーーーー<その他>ーーーーー

全統模試(河合  ):日本大 53.75 文55.0 法55.0 経52.5 商52.5

進研模試(ベネッセ):日本大 59.13 文60.0 法60.0 経58.5 商58.0

全県模試(伸学工房):慶応大 83以上。(参考)

 

※ 大学受験の全統模試(河合)の偏差値(K)進研模試(ベネッセ)の偏差値(B)に当てはめると5ポイント以上高くなります。

すなわち、B > K+5

全統模試が、高卒生を含む大学受験生のみが受験するのに対し、

進研模試は、高校でのみで実施(高卒生は受験不可)されしかも大学受験を目指さない生徒も強制的に受験するので、

学力が同じ場合、必然的に進研模試の方が5ポイント以上高い値になります。

 

※ 大学受験の進研模試の偏差値(B)を、高校受験の神奈川全県模試の偏差値(Z)に当てはめると10ポイント以上高くなります。

すなわち、Z > B+10, Z > K + 15

進研模試は、進学校でない高校では実施しない傾向がありしかも(中学受験のみ実施の)私立の進学校も受験するのに対し、

全県模試は、受験するのは(私立中学より相対的に学力が低い)公立中学生のみでしかも大学受験を目指さない生徒も多く受験するので、

学力が同じ場合、必然的に全県模試の方が10ポイント以上高い値になります。

 

神奈川全県模試で偏差値65の中3生が、高校生になり進研模試を受けると53~55程度、全統模試では50以下しか取れません。

全統模試の偏差値68(K=68)神奈川全県模試に当てはめると偏差値83以上(Z > K+15)となりますが、難関大合格にはこの程度の学力が要求されます。

そのためには、中学で染み付いた学習法を脱し、高校では進化させることが肝要です。

高校受験の集団塾での習慣を(小田原高校への合格者多数の塾だと尚更)そのまま続けると、学力は上がりづらい傾向があります。

公立高校の入試問題は(特色検査を含めても)範囲が狭く簡単なものばかりですが、

大学入試では高校入試よりはるかに広範囲で難易度も多種多様ですから、

量を熟す公立高校受験のテクニックは、大学受験では通用しません。

 

進研模試において、小田原高校生の平均偏差値(55~57)西湘高校生の平均偏差値(42~44)程度です。

B(進研模試) < Z(全県模試) ー10 の公式通りの結果です。

一般入試で(日本大程度の)標準的な難易度の大学合格を目指すならば、

西湘高校生は、学内トップレベルの成績が必要です。(300ほどの中の)50位程度の成績ではほとんど合格できません。

小田原高校生は、学内平均以上の成績が必要です。平均を下回るとほとんど合格できません。

大学進学を目指す生徒の多くは偏差値の高い大学を志望しますが、そうであるならば、

西湘高校生は全国の中では(大学受験の標準よりかなり低く)低学力の高校であることを認識し、

小田原高校生も標準よりほんの少し上という程度の学力しかないことを念頭において、学習法を再考して勉学に励むことが肝要です。
※ 神奈川県最難関の私立高校では、高2の10月以降は部活動はせず、ひたすら受験勉強に邁進しています。

※ 高3まで暢気に部活動している高校生の多くは、受験のときに痛い目に遭います。留意しておくことです。

 

なお、当塾には東大クラスを目指す生徒から専門学校進学を考えている生徒までいて学力は様々ですが、

学校の実情を考慮し学校ごとに適切に指導していますので、

全員スムーズに学習できて(中学受験や高校受験で)進学した中学や高校でその多くが上位をキープし続けます。